今回の旅行はまたまた北海道(2か月ぶり、生涯で7回目)です。主に北海道内の秘境駅・ローカル線に焦点を当てて巡りました。前回とは違い、行程はこれまでで最も過酷だと思います。
現在は多くの駅が廃止となってしまっており、今となっては貴重な旅行でした。一部のマニアの方にはより「北海道の良さ」が伝わる?旅になっていると思いますので、是非ご覧ください!!
Part6 北見→遠軽→白滝シリーズ→旭川
北見
↓特急オホーツク
遠軽
↓石北本線 普通列車
白滝
⇓ 徒歩
旧白滝
⇓ 徒歩
下白滝
↓石北本線 普通列車
白滝
⇓ 徒歩
上白滝
↓石北本線 普通列車
旭川四条
↓宗谷本線 普通列車
旭川四条 ネットカフェ泊
本日は北見駅からスタート。
今日は秘境駅の中でも有名どころの”白滝シリーズ”を訪問します。”白滝シリーズ”とは、石北本線の石北峠区間にある「上白滝駅」、「白滝駅」、「旧白滝駅」、「下白滝駅」の4つの駅の総称です。(過去には「奥白滝駅」もありました。)

普通列車だけでなく列車自体が少ないので、まずは北見から特急で移動します。

特急に乗って外を眺めていると、雪が突然舞い上がって視界がなくなることがありました。
この地吹雪が車の運転時にあると視界がなくなるため非常に怖いですね、、、

今回は遠軽駅で下車します。遠軽からは最後尾だった車両が先頭になります。

特急列車でも確実に停車する駅ですが、遠軽駅で下車することはあまりありません。
私も今回が初めてでした。

遠軽駅の西側に「瞰望岩」と呼ばれる岩山があり、上まで登ると遠軽市街を一望できると同時に塀などのないスリルが味わえるようです。遠軽とはアイヌ語で見晴らしのいいところを意味する「インカルシ」が由来であり、この「インカルシ」は「瞰望岩」を指しているようです。
さすがに冬に行く自信はないため、次は夏に遠軽を訪問したいと思います。

そしてここ遠軽からは普通列車に乗車します。この列車は遠軽始発の「白滝」行き。
本日の目的地のスタート地に向かいます。

遠軽を出発し、瀬戸瀬、丸瀬布と停車すると次は終点の白滝です。この列車は普通列車、「各駅停車」ではありません。

列車は終点の白滝に到着。この時は結局乗客は私だけではなかったと記憶しています。
この列車は間もなく遠軽へ引き返していきます。

白滝駅はこの付近では大きい駅であり、一部の特急列車も停車します。
駅舎は立派で中の待合室では風をしのぐことができます。


白滝周辺は「ジオパーク」に認定されています。
この周辺に流れる湧別川は溶結凝灰岩とよばれる岩の上を流れており、かつて岩肌がかすむほど白いしぶきが上がる美しい光景が広がっていたことがこの付近が”白滝”とよばれる所以となっています。
参考→白滝ジオパーク | ジオパークとは | 日本ジオパークネットワーク

さて、ここから”白滝シリーズ”を巡るのですが、なんと列車がありません。先ほどの列車も白滝以外の白滝シリーズの駅を通過してしまいます。
となるとここからは自分の足で踏破するしかないでしょう。歩いて向かいます!

まずは今回は北西へ向けて歩みを進めます。白滝の街はお店などはあまりありませんが、人の存在は感じられました。

街の端にたどり着き、ここからは国道333号を遠軽方向に歩いていきます。いよいよ民家はなくなり、時折雪を吹き飛ばしながら車が過ぎ去っていくのみです。

冬の山間をひたすら進みます。景色は基本的に灰色の空と黒い木々と白い雪しかありません。




ひたすら国道沿いを歩いていると、一つの看板が見えてきました。
そこには「旧白滝」と書いてあります。目的地はもうすぐのようです。

看板からしばらく歩いて到着しました。ここが「旧白滝駅」です。

旧白滝駅はこの翌年の2016年に廃止されましたが、この駅を一人の学生が利用しており、その方の卒業を待って3月に廃止されたというエピソードが有名です。

駅に到着したところ、ちょうど「快速」列車が来ました。もちろん停車せずに通過していきます。

旧白滝の時刻表は見ての通り「地獄」です。遠軽方面は一日に一本だけ!これ以上少ない時刻表はない?

旧白滝駅からは列車に乗る、、、ことなく、次の駅へとまた徒歩で向かいます。

途中に隣を並走する石北本線に特急列車が通過していきます。これは先日乗った「流氷特急オホーツクの風」号です。この石北峠やこの先にある常紋峠を抜けて流氷のあるオホーツク海へ駆け抜けていきます。

ここから先はより民家が少なくなり、自分一人しかいない感じが味わえます。一人旅の醍醐味でもあります。夏はヒグマとエンカウントしそうで正直徒歩では来たくないです、、、


そうして見えてきた青看板の柱には次の目的地の「下白滝」の名が見えてきました。

そして国道から外れると正面には建物が見え、目的地である駅が見えてきました。

そして白滝駅から歩くこと約3時間。一端の目的地の「下白滝駅」に到着しました。こちらの駅には立派な駅舎があります。

下白滝駅の時刻表は旧白滝駅と同様に上下線合わせて一日に四本です。

下白滝駅は列車交換が可能な2面2線の駅で、上りと下りの乗り場が分かれています。

しばらくすると列車の接近を知らせる放送が流れ、しばらくすると特急列車が通過していきました。


歩いているときには気になりませんでしたが、駅についてみるとめちゃくちゃ寒いです。
駅を散策したり持っているカロリーメイトを食べながらここでは次に来る列車を待ちます。
そうして時間が経過し来た列車に乗り込みます。

そして先ほど出発した白滝駅に戻ってきました。3時間かけて歩いたところから列車でものの数分で着いてしまいました。なんということでしょう、、、

次にどうするかというと、再び歩いて残るもう一つの駅に向かいます!
先ほどとは逆方向に向けて西へ歩いていきます。

目的地へ向かう道中、気になる看板を発見。ここは「合気道ゆかりの地」です。
というのも、この付近は合気道の開度である植芝盛平翁が入植していたことに由来します。


そして到着しました。本日最後の歩きでの目的地の「上白滝駅」です。

上白滝駅も下白滝駅と同様に立派な駅舎があります。

雪や風を凌げるだけでもありがたいです。とはいっても暖房は無いので、歩いたりして体を温めながら列車を待ちます。

そしてこれが上白滝駅の時刻表、この上なく列車が少なく、一日に上下1本ずつのみです。
まさに”地獄”表。
今日の遠軽方面の列車は”終了”していて、旭川方面はまだ”始発がまだ来ていません”(笑)。

冬の北海道ということもあり、17時ごろには日が沈み、暗くなってきたと同時に駅の電灯などが点きました。夜の雪の中の駅は絵になりますね。

駅入り口は暖色系の裸電球が灯っていました。より雪国の秘境の雰囲気がでますね。

ようやく迎えの列車が来ました。上白滝駅はこの列車をもって本日の営業を終了します。
今回訪問した旧白滝、下白滝、上白滝の3駅は2016年に廃止されてしまいました。残念ですが、仕方のないことですね、、、その前に訪れることができてよかったです!!

列車に揺られてひたすら進み、終点の一つ手前の「旭川四条駅」で下車します。この駅の近くにある銭湯でお風呂に入りました。今日は長いこと極寒の中にいたため、熱い風呂は体に沁みます!

列車で一駅、旭川駅に到着。ここで本日の行程は終了!歩いた距離は約14kmでした。
距離としてはまあまあ歩きましたね!

旭川駅からはいつものネットカフェに向かいすぐに寝ました。
今思うと、この旅行は大変でしたが非常に楽しめていました。これ以降の旅ではもっと体力的にしんどい旅があるため、追々紹介していきます。
次回は北へ向かい、最北端の路線の秘境駅を巡っていきます。
次回もお楽しみに!!!


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