今回は短編的な感じで、奥羽本線(福島~秋田)の中でも屈指の秘境区間である福島~米沢間にある途中駅を巡りました。この区間の駅は非常に個性的で、通過こそすれど途中下車することは普通に生きていれば地元民でなければないでしょう。この旅ではそんな駅をそれぞれ紹介していきますので、ぜひご覧ください!!
使用切符:青春18きっぷ
Part2 奥羽本線駅巡り後編→米沢→帰宅
⇓ 徒歩
大沢
↓奥羽本線 普通列車
赤岩
↓東北本線 普通列車
米沢 ネットカフェ泊
↓奥羽本線 普通列車
福島
↓東北本線 普通列車
黒磯
↓東北本線 普通列車
宇都宮
↓宇都宮線など
帰宅
今回は山形県の路上から再開!
峠駅から県道へと戻り、徒歩で次の駅を目指します。

しばらく進むと「分水嶺」と書かれた札を発見。
ここを境に太平洋側へと流れる阿武隈川水系と日本海側へと流れる最上川水系が分かれています。

分水嶺を越えてからは一転して下りが多くなります。

ところどころに史跡を示すような木札が立っています。
木札には詳細を記載している紙が括り付けられていましたが、当時はあまり時間がなく、スタスタと先を急いだため、詳細はよくわかりません、、、
作者の調べる限りだと、昔の街道には「助」といわれる施設が複数おかれており、周辺の村の人々が道の補修や旅人の案内などをしていた(させられていた)そうで、それに関連していそうです。

この県道を歩いていると所々で旧街道と交差しますが、札はあるも「どれが旧街道なんだ?」というぐらい自然に溶け込んでおり、旧街道を踏破するのには若干の藪漕ぎをする必要があると思われました。

途中には「峠二至ル」との記載の道、地図には載っていません。
旧街道の一部?どの峠に至るのでしょうか?次行くときはそれなりの装備で突撃したいです。


そうして歩いていると、反対側のゲートにたどり着きました。

ひたすら緑の中を歩いていると突然「薬草風呂」との看板に遭遇!
どうやらここからすぐ近くに温泉があるようです。

少し歩くと「←御休み所」の看板。ここにはかつて笠松旅館という旅館がありました。

”かつて”ということで現在は閉業してしまったようですが、森の中に突然現れた人工物に驚きました。なかなかのアクセスの難しさ、、、

さらに先へ進みます。道はきれいに舗装されていますが、相変わらず道幅が狭く、薄暗い道が続きます。

そしてついに民家が見えてきました!!なんとか生還です!
集落まで来ることができれば、次の駅はもうすぐそこです。

そしてついに「大沢駅」を示す看板が現れました!
駅前には数件の民家があり、先ほどの峠駅と比べて秘境というわけではありませんが、利用者は少なそうです、、、

駅へと向かう道を進むと奥羽本線の上をまたぎます。
板谷、峠ときてここ大沢駅もスノーシェルターの中にある駅です。

突き当りには「大沢駅案内図」がありました。
やはりここも旧スイッチバック駅であり、現在のホームに向かう途中に旧ホームを経由します。

旧ホームは板谷駅とほぼ同じような構造で、当時もしっかりと残っていました。
現ホームはこの先にありますが、今使われていないはずの線路に何か車両が停まっています。
あれは何でしょうか??

奥にいたのはこの車両。これは保線作業などに用いる軌道モーターカーと呼ばれる車両で、主に人員や資材の運搬に使用されます。
また、その後ろにはトラックが線路の上に停められています。これは軌陸車といい、道路上と軌道上の双方を走行できる車両です。
どうやら旧ホームへの線路は一時的?な車両留置線として用いられているようです。

ホームへの道を進むと、あたりが薄暗く、いくつかの灯りに照らされた先にホームがありました。作者的には非常に幻想的??だと思いました。


福島方面のホームは構内踏切を渡った後に一度ホームの奥の通路を進んでホームへと入る構造になっています。新幹線が通るのでホーム上で待つことをしなくてもいいようにでしょうか?

米沢方面のホームには小さな待合室があり、ホーム上でも安全に列車を待つことができます。
スノーシェルターに囲まれた小洒落た待合室です。

待合室の中はこの手の駅としてはかなりきれいでした。

堪能したところで来た列車に乗車して駅を後にします。やはり乗車した人も降車した人もいませんでした。
実はこの大沢駅、2024年12月から「全列車通過」となり、営業休止状態となってしまいました。作者としてはこの”スノーシェルター3駅”の中では最も好きな駅だったので、残念でなりません、、、

列車で福島方面へ来た道を戻っていきます。
日も暮れてきたタイミングで、本日最後の目的地に降り立ちます。

ここは「赤岩駅」。かつての4連続スイッチバック駅の1つで、これで4駅すべてを制覇したことになります。やったー!!
この駅の周辺には民家など人気は全くありません。まさに秘境駅でした。。。
でした。。。というのも、この赤岩駅は2016年時点で全列車通過、2021年で廃止となってしまった駅、列車で訪れることができたのは作者の訪れた1年後まででした。悲しいなぁ・・・

赤岩駅は他3駅とは異なりスノーシェルターはありません。しかし、他3駅と同様にスイッチバックの遺構は見ることができました。

あたりが暗くなってしまいまいたが、本線横の赤岩駅の出口へと向かう道沿いには旧ホームとみられる構造物があり、駅名票も確認できました。例のごとくさびさびで読めませんでしたが、、、
下の写真左に本線があり、架線柱のトラス部分と目線が同じなので、本線は坂を下っていることがわかります。

時期は夏といえど19時を過ぎるとあたりは真っ暗になります。
特にあたりに民家などが全くないこのような秘境駅にいてはさぞ暗かろうと思いきや、煌々と明るい街灯?があるため、不気味な雰囲気ですが暗くはありませんでした。

構内踏切近くにはプレハブの待合室がありましたが、虫が多く今回は入りませんでした。
当時撮った写真は今や貴重な資料です。

19時台の米沢方面の列車で赤岩駅を後にしました。赤岩駅から乗り込んでくる人が珍しいのか、列車に入ると驚いたような表情をされたのを覚えています。
利用者の少ない駅はなくなるのは仕方のないことですが、他にはない雰囲気が作者は好きなので、少しでも存続してくれることを祈っています。

そうして本日の宿となる米沢駅に到着。新幹線も停車する主要駅です。
米沢から福島へと向かう列車は一日6本と非常に少ないですが、米沢から山形方面へ向かう列車は新幹線を含めなくても1時間に1本程度はあり、需要の差がうかがえます。

主要駅ということもあり駅舎も立派、人気も多いです。
本日は夕食にはすた丼を食し、駅から遠いネットカフェ(確か)で一夜を過ごしました。

翌朝の米沢駅、人々でにぎわっており、新幹線からも乗降客がいました。
作者は次の福島行き列車で帰路につきます。

普通列車で宇都宮駅まで戻ってきました。ここからはリッチにグリーン車で横浜へと戻ります。
その際に米沢駅で調達した駅弁「牛肉どまん中」を食します。肉が非常に多く入っており、甘じょっぱい味がとてもお気に入りの超おすすめの駅弁ですので是非食べてみてください!!

最後に宇都宮駅で少し珍しい行先表示の幕が「修学旅行」の列車に遭遇。作者は初めて見ました!
当時はよく見た185系ですが、今となっては非常に懐かしいです。

今回の旅行は秘境区間の駅を巡る旅でしたが、2015年当時から2026年現在までで駅の廃止や全列車通過化など状況は大きく変わってしまいました。つくづく「行けるときに行かないとなあ」と思わされました。
居住地から遠いと、なかなか訪問できないところもありますが、弾丸で計画を立てて(無理なく)訪問してみるのもいいと思います!
この旅行も(参考になりませんが)参考としてください!
次回の旅もお楽しみに!!
前ページ →【板谷・峠編】奥羽本線 板谷峠区間駅巡り Part1|ミンティー旅行ブログ | 【弾丸旅行】ミンティーの気ままな鉄道旅行ブログ
次ページ → 【旅の始まり編】本州四端踏破RTA|ミンティー旅行ブログ | 【弾丸旅行】ミンティーの気ままな鉄道旅行ブログ


コメント