先日は北海道の駅をいくつか巡りましたが、今回の旅行は主に中国地方(おまけで四国)の駅をいつくか途中下車をしながら巡りました。
北海道とは違う味わいの駅が多くありますので、気になる駅がありましたら駅の廃止や駅舎の建て替えになる前に訪れてみてほしいです。この旅も非常に「ローカル感」を味わえると思いますので、ゆるくご覧ください!!
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Part3 米子→鳥取砂丘→因美線駅巡り→米子
米子
↓山陰本線 普通列車
鳥取
↓バス 日ノ丸自動車
鳥取砂丘
↓バス 日ノ丸自動車
鳥取
↓因美線 普通列車
美作滝尾
↓因美線 普通列車
知和
⇓ 徒歩
美作河井
↓因美線 普通列車
智頭
↓因美線 普通列車
鳥取
↓山陰本線 普通列車
米子 ネットカフェ泊
今回は早朝の米子駅からスタート。
ネットカフェを出た後は米子駅まで徒歩で向かい、すぐに鳥取行きの普通列車に乗り込みます。

列車で鳥取駅に到着後、路線バスに乗り込み向かった先は、鳥取といえばここ「鳥取砂丘」です。

最も目立つ丘は「第二砂丘列」であり、別名「馬の背」とも呼ばれます。この馬の背以外にも第一砂丘列から第三砂丘列まであります。
馬の背は最大傾斜は約32度、標高は約47mほどあり、かなりデカいです。すぐ横が海なので上に登ると周囲が一望できます。
参考→馬の背を登ろう/砂丘事務所/とりネット/鳥取県公式サイト

あまり人が立ち入っていない場所を見ると、条件が良ければこのような風紋を見ることができます。風紋は砂が乾いており、固まっていない条件で適度な風が吹いているとできます。
参考→砂丘はキャンバスだ!砂と風がつくりだす芸術作品/砂丘事務所/とりネット/鳥取県公式サイト

砂丘は100m毎に杭が建てられており、格子状に番地がふられています。番地ごとに風紋の見えやすいポイントや砂丘植物の生息しているエリアがあるため、下記の「鳥取砂丘中心部探検マップ」を参考に訪れてみてください。
参考→探検マップおもて2018_10校正1


砂丘には他にも砂丘センターから伸びる観光リフトやラクダに乗れる体験、砂の美術館、砂丘の砂で蒸し焼きにした「砂たまご」なども楽しむことができます。
最もメジャー?な観光地だけあり、楽しみごたえがありますので訪れてみる価値はありです!
注意としては訪れる際は歩きやすい靴で行きましょう。砂の上は思っている5倍は疲れます、、、

一通り堪能したため、路線バスで鳥取砂丘を後にします。

鳥取駅に戻ってきました。ここを発つ前に少しだけ周囲を散策します。

鳥取駅の近くには鳥取県で最初にできたスターバックスがあります。
オープンは2015年の3月、この旅行の5か月前です。ほとんどスタバに行かない作者ですが、鳥取県のスタバということで今回は立ち寄り、なんちゃらフラペチーノを頼みました。

鳥取観光を堪能した後、今回は「因美線」に乗っていきます。
因美線は鳥取駅から岡山県の東津山駅を結ぶ路線で、鳥取駅~智頭駅は特急「スーパーはくと」が走行していますが、智頭駅~東津山駅は優等列車のないローカル線となっています。
今回は鳥取駅から智頭駅までの列車に乗り、終点の智頭駅へ向かいます。

智頭駅からはローカル線御用達のキハ120系の津山行きに乗って津山方面に向かいます。
本日は因美線のこの区間について途中下車しながら巡っていきます。

まずは一駅目の途中下車です。列車の本数が少ないため、途中下車は計画的に実施しましょう。

一駅目は「美作滝尾駅」です。
この駅は1928年の開業当時からの駅舎が残っている駅です。現在2026年からするとほぼ100年前から使用されています。2008年には登録有形文化財に登録されています。


この駅では1995年に映画「男はつらいよ」シリーズの最終作「寅次郎紅の花」のファーストシーンが撮影されたことでも知られています。駅の中にはその当時の写真などが飾られています。

今となってはこれほど古い木造駅舎は数えられる程度しか残っていません。
この素晴らしい雰囲気は少しでも長く残っていて欲しいですね。


駅ホーム正面は田畑が広がり、駅周辺は住宅がありますが、少し歩くと加茂川がゆったり流れています。これぞ日本の原風景って感じです、知らんけど。

智頭行きの列車が来たので次の駅へ向かいます。

美作滝尾駅から3駅ほど進んだ駅で下車しました。

この駅は「知和駅」。こちらも1931年の開業時からの駅舎が現存している駅です。


この木造駅舎の感じが素晴らしいです。


この駅も1970年に無人駅化されましたが、出札口などは当時のまま残されています。
だいたいの駅は形だけ残っていたり、板でふさがれていたりするものの、この駅はガラス越しに事務室がよく見える状態で残っているため、とても貴重だと思います。

さて、次の駅に向けて移動したいのですが、列車は約1時間半後、、、
というわけで次の目的地の駅まで歩いて移動します。

知和駅からしばらくは住宅が点在し、山間に田畑が広がるような風景ですが、徐々に山深くなり、並走する加茂川以外は緑に囲まれる風景に変わります。

時折、因美線の橋梁と交差します。
その中でもこの「松𡵅橋梁」(まつぼうききょうりょう)は見晴らしもよく、橋脚もありのある感じになっており、撮影スポットとしてはいい感じだと思います。どうやら橋脚はレンガ造りではなくコンクリート造りのようですが、景観がマッチしています。
参考→松ボウキ橋梁|スポット|岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!
因美線の木造駅舎と松ボウキ橋梁を見て、昭和初期を感じる | 遺構巡りと旅日誌

しばらく歩くと、「矢筈城址」への登山口の看板と共に「美作河井転車台」への順路の看板がありました。
転車台??有名なのか?
情報を何一つ調べていなかった私はとりあえず向かってみることとしました。

まずは暗闇のトンネルへ突入します。

次には謎の沢を渡り、順路通りに進みます。

そうして到着。駅より先に到着してしまいましたが、これが「美作河井転車台」です。
転車台は数あれど、手動式の転車台は数少ないと思われます。(大井川鉄道などで見られます。)

案内によると、除雪作業に使用されるラッセル車を折り返すために使用されていたようで、経済産業省の近代化遺産にも認定されています。別の資料によると、使用されなくなってからは土中に埋められていたようで、近年に「発見」されたという経緯があるようです。
参考→【松村信仁の駅スタンプの旅】「産業遺産」のあるレトロ駅(2/3ページ) – MSN産経west

転車台のすぐ横には「美作河井駅」があります。駅後方にはかつて「矢筈城」があったであろう山がそびえています。

美作河井駅の駅舎も先ほどの2駅と同様に1931年からの古い木造駅舎が現存しています。
この駅は岡山県で最も北に位置する駅でもあり、積雪時にはさきほどの転車台が利用されていたのだと思います。

駅舎の中も知和駅と同様の作りをしており、当時の雰囲気を残しています。

津山行きの列車がやってきました。以前は交換可能駅でしたが、現在は片側の線路は撤去されていました。長めのホームに1両の列車が停車するのには哀愁を感じます。
作者はこの十数分後の智頭行きの列車に乗ってこの駅を後にしました。

そうして智頭駅に到着。今日は因美線のレトロな駅舎を巡りましたが、古い駅舎がここまでちゃんと残っていて、現在も使用され、それらが連続している路線は中々ないと思います。
経年劣化などで駅舎解体になってしまう可能性も大いにあるため、現存しているうちに訪れなければなりません。作者も近々再訪したい場所の一つです。

その後は鳥取へと戻り、ラーメンを食した後に宿となるネットカフェに向かい一日を終えました。
次は山陰本線に戻り、兵庫県北部の駅や温泉を巡った後に、次の次の日へ向けた移動を開始します。次回もお楽しみに!!


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