【四国脱出編】関東発日本列島横断の旅 in 2016 Part5

鉄道旅行

ご無沙汰しております。ミンティーです。
今回の旅行は関東を出発してひたすら西、九州方面へと向かいました。その道中で紀伊半島・中国山地・四国・九州など、様々なスポットを巡りました。定番のスポットから穴場(マイナー)スポットまでいろいろな場所を訪れています。2016年当時の貧乏旅ですが、下調べの上でぜひ訪れてみてください。

Part5 阿南→海部→阿佐海岸鉄道→高松→岡山→布原→新見

六日目 旅程

阿南
↓牟岐線 普通列車
海部
↓阿佐海岸鉄道 普通列車
甲浦
↓阿佐海岸鉄道 普通列車
海部
↓牟岐線 普通列車
徳島
↓特急うずしお
高松
↓快速マリンライナー
岡山
↓特急やくも
新見
↓芸備線 普通列車
布原
↓芸備線 普通列車
新見  ホテル泊

本日は阿南駅からスタート。

今日は残るJR四国の路線である牟岐線の奥地へと進んでいきます。

関係ありませんが、阿南を英語で書くとANANになります。真ん中にハイフンを入れると、ちょっとおしゃれな感じです。

↑なかなかモダンな駅、電車が停まりそう、、、

牟岐線の海部行きに乗り込み、末端区間へと向かいます。非常に長い盲腸線であるため、行こうという覚悟がないとなかなか行けませんね、、、

↑阿南からでも1時間半以上をかけて末端区間へと向かいます。

海部に到着。JR牟岐線はここまでであり、ここから先は阿佐海岸鉄道という第三セクター方式の鉄道事業者に変わります。

↑海部で牟岐線は終点、流れるように阿佐海岸鉄道になります。

当時の阿佐海岸鉄道は通常の気動車で運行されていました。しかし、営業係数(100円の営業利益を得るのにどれだけの営業費用を要するか)が非常に悪い数値となっていました。

この旅行の年の2016年に観光や地域の活性化を目的としてこの阿波海南駅から甲浦駅の間でDMV(デュアル・モード・ビークル)と呼ばれる線路上を走ることができるバス車両の導入を目指した協議を開始し、感染症による延期などもありましたが、2021年から営業運行を開始しています。

今現在はこのディーゼル車両ではなく、一回り小さいDMV車両での運転となっており、今はもうこの光景を見ることはできませんが、日本で唯一のDMVの運行会社という希少価値もあるため、私ももう一度訪れたいと思っています。

↑一部の列車は阿佐海岸鉄道に直通していましたが、ここから先は第三セクターになります。

当時の阿佐海岸鉄道阿佐東線はトンネルが非常に多いのを利用して、トンネルに入った際に車内を天の川のようなイルミネーションがされていました。地上走行時は太平洋と海沿いの街並み、トンネルの中では鮮やかな天の川を楽しむことができました。

↑伊豆急行やほくほく線などでもトンネル内イルミネーションがありますが、割と一番きれいと感じたかも、、、

阿佐東線の唯一の途中駅の宍喰駅。この駅は徳島県最南端の駅であり、次の終点甲浦駅との間に徳島県と高知県の県境を越えます。

↑たった一つの途中駅かつ最南端の駅と結構属性がある駅でした。過去にはメダカが駅長だった時代もありました。

そうしていくつものトンネルを抜け、終点の甲浦駅に到。この駅は高知県最東端の駅となっています。
高知県内でこの駅に最も近い駅は土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の奈半利駅であり、直線距離で28km以上、仮の鉄道で向かう場合は徳島・阿波池田・後免経由で場合によっては半日以上かかってしまうとみられ、まさに「ポツンと鉄道駅」状態の駅でした。

↑比較的新しい路線だけあり、立派な高架駅です。この先にも鉄道で行きたかったなあ

しかし、DMVの開業に伴い、甲浦駅は「バス停留所」扱いとなったこともあり、現在の最東端は奈半利駅となっています。少し物悲しいです。

↑このカットだけ見るとこの先にも線路が伸びているようです。

駅は立派な高架駅であり、線路はこの先も伸ばせそうな形でぶつ切りになっています。
下には味のある駅舎がありました。2026年現在はこの駅舎もきれいに整備されているようですが、何よりもぶつ切りになっていた線路からスロープが伸びて、高架上で鉄道モードからバスモードにモードチェンジし、駅舎前にバスモードで来るような形になっています。

↑駅舎の横にホームに向かう階段があるため、当然改札のようなものはありません。2026年現在は売店があるようです。

甲浦駅からは室戸岬へのバスが出ているほか、ぽんかんや海の幸も有名なので、DMVを見に行くのと同時に観光したいと思います。

↑意外と本数は多め、時折牟岐線に直通したり、隣の宍喰駅止まりだったりしてました。

今回は乗ってきた列車で折り返し、ここからはひたすら北方面へと進みます。
徳島駅へと戻ってきた後はまだ乗っていない高徳線の特急うずしおにのってターミナルの高松駅を目指します。

↑四国の特急は見た目のわりにスピード感があります。

特急で途中駅をすっ飛ばしながら一気に高松駅へ戻ってきました。これでざっくり四国を一周しました!日本で4番目に大きな島だけあり、旅行のしごたえがあるスケール感でした。四国では私は人生で一度「お遍路巡り」をしてみたいという願望があるので、(かなうかはわかりませんが)それに向けてコンディションを整えておこうと思います。

↑頭端式ホームの高松駅に到着。2日半ぐらいかけて四国を一周してきました。

高松からはマリンライナーで岡山に向かい、久しぶりに本州へ戻ってきました。

本日はこれで終わりではありません。ここからさらに北上し、本日のホテルのある山間へと向かいます。

↑大都会岡山、ここからは東西南北どこへでも行けます!

岡山からは特急やくもに乗車します。やくもは伯備線・山陰線経由で出雲市へ向かう列車であり、当時は古き良き381系という車両。この車両は自然振り子装置というシステムが搭載されており、カーブに差し掛かると車体が傾き、高速で走行することができるようになっています。

実際に乗ってみると思っているよりも傾くため、車内にはエチケット袋を備え付けているなど、特定の人にとっては中々に大変な特急でした。私はむしろアトラクションみたいで楽しかったですが、この列車も2024年に新型車両に置き換わってしまったため、今や貴重な思い出になっています。

↑見た目は古めかしい特急ですが、内装は改装されており、通称で「ゆったりやくも」ともいわれます。

このやくも号に乗ってきたのは岡山県の北部の新見駅。
新見駅は伯備線のほかに芸備線、姫新線が乗り入れる交通の要衝となっています。本日の宿はこの新見駅近くのホテルを予約しています。しかし、本日はこれで終わりではなく、あと一か所だけ目的地があるため、ここから少し列車に乗って移動します。

↑新見駅は

乗車するのはこの芸備線の普通列車。ここから一駅だけ移動します。秘境駅が好きな方はピンとくると思いますが、この新見駅の隣の駅が非常に素晴らしいのです!

1両の気動車に乗ってやってきたのは隣駅の「布原駅」。
この駅は伯備線の小さな駅です。

↑新見方面のホーム。ホームの長さは1~2両分、非常にコンパクトなつくりです。

この伯備線の駅である布原駅に私は芸備線の普通列車で来ました。

一番の特徴として、この駅は伯備線の普通列車は停車しません!!
しかし、正式には伯備線の駅であり、隣の備中神代駅から分岐する芸備線に直通する列車のみがこの布原駅に停車します。

↑反対側の米子方面のホーム。反対側よりも苔むしており、背景の緑も相まって秘境の雰囲気を醸し出しています。

そんな布原駅の目の前には西川が流れており、周りには一面の緑。駅前にはほっそい道に小さなプラットフォームと素晴らしいロケーションです。

↑日本の原風景って感じ!知らんけど。

ただし、秘境のわりに伯備線の列車や特急やくも、貨物列車などもここを通るため、頻繁に列車が行き来するため、結構にぎやかです。

↑時折は伯備線の普通列車が停車しますが、ドアは開きません。主に信号場のような役割を果たしています。

これが布原駅の出入口。軽自動車しかと売れないような細さの駅前通りです。
駅の入り口には街角の掲示板のような掲示物とその横の時刻表と運賃表のみで構成されており、ここが「布原駅」であるという目立つ記載はホーム上の駅名票のみとなっています。

↑伯備線のような主要な路線にあるようには見えない佇まいです。

駅から少しだけ歩いたところにあるのが、西川に架かる小さな橋。
最近どこかで見たことあるような見た目をしていますね、、、

まさにこれは高知県の四万十川でみた沈下橋です。沈下橋は四万十川のイメージですが、参考先のデータによると、高知県のほかにも大分県、徳島県、宮崎県などに多く見られるようです。
参考→沈下橋 – Wikiwand

↑川の流れもきれいで穏やか。今日の天気も相まって幻想的な雰囲気です。

列車を待っていると貨物列車が通過していきます。陰陽連絡線の中でも伯備線は最も主要な路線だけに頻繁に列車が通過するため活気があります。

↑割と頻繁に轟音をたてて高速で駅を通過していきます。まるでここに駅なんてないかのようです。

そして一駅芸備線から直通してくる気動車に乗って新見駅に戻ってきました。
本日の行程はここまでです。

↑新見はこの岡山の北西側の主要駅、さっきまで四国にいたのがウソのようです。

感のいい方々はわかると思いますが、次の日からは新見駅の早朝に出発する列車に乗って、さらなる秘境へと足を踏み入れていきます。ただし、皆さんが思っているような行程ではなく、明日は中々に過酷な日となっているため、その様子をお楽しみください。

次回へつづく。お楽しみに!!

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