【根室本線2429D編】北海道秘境駅巡り in 2015 Part4

北海道秘境駅巡り

今回の旅行はまたまた北海道(2か月ぶり、生涯で7回目)です。主に北海道内の秘境駅・ローカル線に焦点を当てて巡りました。前回とは違い、行程はこれまでで最も過酷だと思います。

現在は多くの駅が廃止となってしまっており、今となっては貴重な旅行でした。一部のマニアの方にはより「北海道の良さ」が伝わる?旅になっていると思いますので、是非ご覧ください!!

Part4 札幌→滝川→根室本線2429D→釧路

四日目 旅程

札幌
↓特急「流氷特急オホーツクの風」
滝川
↓根室本線 普通列車(2429D)
釧路  ホテル泊

本日も札幌駅からスタート。
朝から札幌駅に向かい、特急列車に乗って旭川方面に向かいます。

今回乗るのは2日目に乗車した「ヌプリ号」の横に停まっていた臨時特急である「流氷特急オホーツクの風号」網走行きです。

この列車はJR北海道のジョイフルトレインの「ノースレインボーエクスプレス」が使用されていました。一昨日乗車した「ニセコエクスプレス」と同様に臨時列車として主に運用されます。

特徴としては、「ハイデッカー構造」と呼ばれる少し高い位置にある座席と大きな窓の上にある天窓です。今回は先頭号車を陣取ることができました。前面の大きい窓からも側面の窓からも風景が楽しめました。

また、5両編成の真ん中の3両目は2階建てになっており、その1階部分はラウンジとなっていて、列車を利用する乗客は全員利用できるようになっていました。

↑こころなしか北斗星のラウンジと近しいものを感じます。

しかし、残念ながらこの「ノースレインボーエクスプレス」も2023年に廃車となってしまい、現在は乗車することができません、、、。
北海道のジョイフルトレインは大きく数を減らし、現在そう呼べるのはキハ261系5000番台(はまなす編成・ラベンダー編成)ぐらいだと思います。

↑5両編成のそれぞれに色が割り当てられているので「レインボー」?だと思っています。

札幌駅を出発し、”風”となって走ります。そして途中駅の滝川で下車しました。道東にたどり着く前に降りてしまったので、流氷もオホーツクも味わえていませんね。

↑車両側面にもそれぞれの車両の色が彩られています。

昨日も2回来た滝川駅で降りて何をするかというと、今回の目当ては”普通列車”です。

普通列車といっても、ここ滝川から道東の中心駅の「釧路駅」を目指します。

↑北海道

車両はおなじみキハ40、走行距離は実に308.4km。東京駅から換算するとだいたい愛知県の蒲郡駅の手前ぐらいの距離のようです。その距離をゆったり乗車していきます。

この列車の肩書は「日本一運行時間の長~~い定期普通列車」。所要時間は約8時間25分!!
終点まで乗りとおすと一日の1/3をこの列車の中で過ごすことになります。

↑サボも特別仕様。この列車のためのものです。

また、この日は2015年2月、実はこの翌月の3月に運行距離一位の山陽本線の岡山発下関行き(所要時間訳7時間半)が区間短縮され、この列車が「日本一長い距離を走る定期普通列車」となりました。しかしその翌年には再び岡山発下関行きが復活、その翌年にはまた無くなるといったことを繰り返していました。一方この滝川発釧路行きも2016年の台風被害により乗りとおせなくなり、2024年の富良野ー新得間廃止に伴い、この区間の列車も消滅してしまいました。

2026年現在の運行距離の一位は新快速敦賀発播州赤穂行き、運行時間の一位は飯田線豊橋発岡谷行きとなっています。どちらも2015年当時よりも短くなってしまいました。

途中駅の富良野で長時間停車。ここから先は峠越えの区間となります。

↑富良野は北海道の真ん中。さらに詳しく言えば、富良野小学校の校庭の一角が中心です。

さらに進み、途中の落合駅でも長時間停車、対向の列車を待ち合わせます。落合~新得間は1966年までは狩勝峠(かりかちとうげ)と呼ばれる区間で、過去に紹介した「日本三大車窓」の一つでした。日本三大車窓は60年前の時点で1つ見られなくなってしまったいました、、、。
この当時は新線である新狩勝トンネルを通って、途中石勝線と合流しながら新得へ向かいます。

対向の列車がやってきました。通称”たらこ色”の1両編成です。

山間の駅で列車が”落ち合う”のはいいですね。

落合駅は2016年の台風被災後は不通区間となり、列車が来ない日々が続いていましたが、いよいよ復旧されないまま廃止されてしまいました。このタイミングで訪問できていたのは何か運命的な何かを感じえません。

列車は落合を出発、新狩勝トンネルを越えて、広大な十勝平野に至ります。
新得、十勝清水、芽室を過ぎると十勝総合振興局の中心地の帯広に到着します。

↑JR貨物が駅名標を設置していました。貨物列車はここからも発着しています。

帯広駅では特急列車を待ち合わせます。ここから先は特急「スーパーおおぞら」も走る区間を走行します。

途中の幕別駅でも通過待ちのため停車。特急は雪を巻き上げながら通り過ぎていきます。

↑幕別は幕別町の主要駅、隣の稲士別駅は2017年に廃止されています。
↑特急おおぞら(スーパーおおぞら)では札幌釧路までおよそ4時間、2429Dは倍以上の時間をかけて走ります。

途中の主要駅、池田の次の駅は十弗駅(とうふつえき)。
十弗は10$(10ドル)を意味するため、このような看板が設置されています。

↑現代では10ドルだと旅に出るには若干心もとないです。ここからだと釧路までは2000円以上するため辿り着けません、、、

列車は「常豊」に到着。駅名票もしっかり設置されている駅と思いきや、ドアは開きません。
ここは常豊信号場で、過去に客扱いをしたことが無いようですが、見た目は駅っぽく特徴的です。

↑あたりは無人地帯、駅があっても絶対に秘境駅となってしまいます。

あたりは暗くなっていき、この普通列車22429Dはいよいよ終点釧路へと到着します。
滝川から釧路まで乗りとおしたとすると、乗りとおすと5千円以上します。運賃箱に5千円を直接入れる機会は中々なさそう、、、

↑ブレブレですみません。5千円台は中々見られませんね。

ようやっと釧路駅に到着。普通列車に乗り始めたときは午前10時前でしたが、午後5時半過ぎはもう暗くなっています。

↑乗りとおした後、釧路駅の改札ではこの「完全乗車証明書」がもらえました。

さすがは道東の主要都市の釧路は明るくにぎやかです。

今日はネットカフェではなく、釧路駅近くのホテルに宿泊します。
いつものことですが、ネットカフェではのびのびと寝ることが難しいため、貴重な休息日です。
歩道の雪を踏み固めながらホテルへと向かいます。

↑北海道の雪はサラサラのパウダースノーなので、踏み固まらず滑りやすいので注意です。

ホテルにチェックイン後はご飯も食べずに泥のように眠りました。
せっかく釧路に来たのにもったいないような気もしますが、これはこれで極限旅行感があって作者的には大満足です。

明日は気になっていた駅を巡りつつ北海道内を大移動していきます。
次回もお楽しみに!!!

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