【江差線・海峡線編】東北・道南ローカル線周遊 in 2014 Part3

東北・道南ローカル線周遊

この旅行の一番の目的は「ローカル線巡り」です。特に今回は日本海の絶景を望めるJR五能線や新幹線開業が控えるJR海峡線、近く廃止が決まっていたJR江差線といった東北・道南に焦点を当てて巡りました。

毎度のことながら、今回の旅行は特に鉄道要素が強くなっています。この時の旅行のほうが鉄道自体に興味がありましたが、次第に目的地や乗っている時間を楽しむように変化していきます。

Part3 五稜郭→知内→江差線→津軽二股・津軽今別→新青森

三日目 旅程

五稜郭
↓江差線 普通列車
木古内
↓海峡線 特急スーパー白鳥
知内
↓海峡線 特急白鳥
木古内
↓江差線 普通列車
江差
↓江差線 普通列車
木古内
↓海峡線・津軽線
蟹田
↓津軽線 普通列車
津軽二股津軽今別
↓津軽線 普通列車
青森
↓奥羽本線 普通列車
新青森  ネットカフェ泊

本日は行きつけのネットカフェの最寄り駅 五稜郭駅からスタート。
五稜郭駅からJR江差線に乗車して西へ向かいます。

↑五稜郭駅は五稜郭まで徒歩で30分程度かかり、意外と遠い。路面電車の五稜郭公園前からのほうが近いです。

函館から来た普通列車にのって、まずは木古内を目指します。

新函館北斗駅までの北海道新幹線開業に伴って、五稜郭駅から木古内駅は現在第三セクターの「道南いさりび鉄道」線となっています。いさりびとはイカ釣り漁船の灯りのことを指します。

木古内駅に到着、駅名票の上にもこんもり雪が積もっていました。
この頃、横では北海道新幹線の木古内駅の工事をしており、駅ができかけている段階でした。

↑この頃は江差方面の路線がありましたが、現在の道南いさりび鉄道は木古内が終点です。

さて、ここから本日の目的”駅巡り”が始まります。
まずは海峡線の特急に乗車し、本州方面へ向かいます。しかし本州に帰るわけではありません。

特急に乗って着いたのは木古内の次の駅の「知内駅」です。
この駅は特急しか走っていなかった海峡線の中でも、比較的停車する列車が少ない駅でした。
物珍しさと新幹線開業により廃止予定の駅であるため、同業者がたくさん下車しました。

↑知内駅の駅舎、

知内駅の外に出てくると、横に道の駅が併設されているため、車が多く泊まっており秘境ではありません。
知内駅は本州方面に向かう際の北海道の地上にある最後の駅になります。列車はこの駅を出てからまもなく「青函トンネル」に入ります。

↑ホームからの眺めは一面の雪景色、時折スピードを出して特急列車や貨物列車が通過していました。

現在駅の跡地には道の駅が引き続き営業しており、その横には北海道新幹線が眺められる「新幹線展望塔」があるようです。
名残惜しいですが、次の函館方面の列車に乗り込みます。
来た列車は485系3000番台、かつての「はつかり」と同じ車両です。(作者ははつかり時代を本でしか見た頃がありません、、、)

↑特急白鳥で木古内へ戻ります。この頃、特急にはスーパー白鳥と白鳥がありました。
↑行先表示も年季が入っています。

再び木古内へ戻ってきました。
少し次の列車までに時間があるため、駅周辺をぶらりとします。

↑この車両に乗れたのはこれが最初で最後、中は混雑していて座れなかったような気がしますが、貴重な体験でした。

木古内駅は絶賛工事中。出口も仮のものでした。ここから少し歩いてみます。

↑ザ・工事中の木古内駅の海側でない方の北口、今は完成して立派な駅舎です。

新幹線の高架をくぐって海側へ出てきました。そこには海沿いにぽつんと鳥居がありました。
ここはみそぎ浜とよばれ、木古内町の伝統神事の「寒中みそぎ祭り」が行われます。

↑寒中みそぎ祭りは1月に行われるようです。寒そう、、、

時間もないので木古内駅に戻ります。みそぎ浜から駅は結構近いです。

↑遠目に昔の木古内駅の△っぽい駅舎が見えました。駅周辺は結構のどかで新幹線の駅という感じは正直しません。

次に向かうのはJR江差線の江差方面です。JR江差線は五稜郭駅から江差駅を結ぶ路線ですが、来たる2014年の5月に木古内駅から江差駅間は廃止されてしまいました。
この日は2014年の3月、訪問できるのはこれで最後です。

↑江差駅までやってきました。廃止が決まっているだけあり、同業者で大盛況です。

列車に揺られ、江差駅まで乗りとおしました。沿線は決して賑やかではないような印象を受け、廃止は仕方のないことだとは思いましたが、無くなってしまうのはやはり残念です。

↑現在駅舎は取り壊され、跡地にモニュメントのみが残っているようです。

列車の本数も少ないため、折り返しの列車で木古内へ戻ります。
今思えば、もっと時間をとって色々な場所を記録しておけばよかったと思いますが、廃止直前で訪問できて本当に良かったと思っています。

↑道南のJR北海道の路線はいよいよ新幹線と函館本線のみ、新幹線が札幌まで延伸することでどうなってしまうのでしょうか。

三度の木古内駅、大粒の雪が強く降っています。ここからはいよいよ北海道を脱出します。
しかし、これから向かう本州の駅もJR北海道だったりします。どういうことでしょう。

↑3月ということもありますが、木古内の雪は本州の雪のように少し重めなような気がしました。

スーパー白鳥に乗って次に降り立ったのは青森県の蟹田駅です。
ここはニューヨークとローマと同緯度にある町、なんかすごい?です。

↑ホームにあるモニュメント。ヨーロッパの気候が比較的温暖なため、ローマが同緯度なのは意外です。

ここからは津軽線三厩(みんまや)行きの普通列車に乗ってもう一つの目的地に向かいます。

↑この頃の蟹田駅は18きっぷ利用者でにぎわって?いました。

津軽線は途中までは特急や貨物列車が走りますが、途中の中小国(なかおぐに)信号場から海峡線が分岐し、そこから三厩まではローカル感満載の路線になります。

そして降り立ったのは「津軽二股」駅です。この駅自体は後ろに道の駅がある小さな駅ですが、周囲にはここにしかない特徴があります。

↑津軽二股駅はJR東日本の津軽線の駅です。

津軽二股駅のホームから出ると横には大きく”津軽今別駅”という看板があり、たまたま北海道へ向かう特急が通過していました。

↑津軽二股駅の後ろに津軽今別駅、不思議な構造です。

これは津軽二股駅はあくまでJR東日本の駅ですが、その横に隣接する形でJR北海道の津軽今別駅が設置されているのです。真横にありますが別駅の扱いです。

津軽線の踏切を渡り、津軽今別駅に入ると階段と構内踏切の先に待合室がありました。

↑とても駅に入る雰囲気ではない階段、夜は不気味かもしれませんが私は一向にかまいません。
↑線路・ホームの真横にプレハブの駅舎?がありました。

待合室の中は薄暗く、時刻・運賃を掲示しているのみでした。

↑新青森方面は一日二本だけ、非常にシンプルな表示です。

駅名標には「JR北海道」と書いてあります。
2026年現在ここは北海道新幹線の「奥津軽いまべつ」駅に姿を変えています。
その奥津軽いまべつ駅もJR北海道の管理となっているため、本州にある(JR)北海道の駅というのは今も変わりません。

↑ここも新幹線がらみの工事をしている?のか仮設感があります。

ホームは非常に狭く、特急列車などが猛スピードで通過していくのは非常にスリルを感じます。

↑通過後に盛大に雪が舞い上がります。

少し時間があるので駅周辺を回りました。とはいっても除雪されている箇所にしか行けないので、道路の横の歩道からいろいろと眺めていました。

↑冬場以外はここに公園があるようです。

すぐに津軽二股駅に戻ってきました。横の道の駅には駅長さんが描かれていました。

↑この方がこの四つの”駅”を統べる駅長、素晴らしい!

新幹線の開業準備が着々と進んでいます。すでに完成している現在なのでわかりますが、工事中の聳え立っている構造物付近が現在の奥津軽いまべつ駅の駅舎になっています。

↑現在の奥津軽いまべつ駅の正面のエレベータ・階段のあるところがつくられつつありました。

先ほどの列車の折り返しで青森方面へ戻ります。
津軽二股駅のホームに戻ると、ホームの上が除雪されていました。感謝です。
冬の駅の管理は大変ですね。

↑迎えの列車が来つつあります。現在も津軽二股駅は奥津軽いまべつ駅の横に佇んでいます。

そして青森駅を経由して本日の宿(ネットカフェ)のある新青森駅にきました。

↑ブレブレですみません。大きくまだまだ新しい駅舎。ここも新幹線が来る前までは津軽新城駅というローカル駅でした。

本日はJR北海道の秘境駅?を一気に巡りました。今となっては行きたくてもいけないところばかりで非常に貴重な経験でした。思い立ったら行った方が良いですね!

明日は最終日、首都圏への帰路の途中でもいろいろ寄り道をしながら帰ります。
次回へつづく。

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