今までは作者が過去に行った旅行の記録を中心に紹介していましたが、今回は最近に行った最新の旅行を紹介します。
皆様は「本州四端踏破ラリー」をご存知でしょうか?本州の東西南北端を周って応募をすると証明書や記念品などがもらえます。作者は過去に一度もらっているのですが、今回もう一度本州四端を巡る旅に出ました。
常々作者は「急げばどれくらいの速さで巡れるのだろうか」という疑問があり、今回自分の思う”最速”プランで旅を実行しました。もっと速い手法もあると思いますが、今回の記録をご覧ください。
Part1 本州最東端→本州最北端
姉吉キャンプ場
⇓ 徒歩
魹ヶ崎 カウントスタート!
⇓ 徒歩
姉吉
⇩岩手県北バス
宮古
⇩106特急バス
盛岡
↓東北新幹線 はやぶさ
八戸
↓青い森鉄道 普通列車
野辺地
↓大湊線 普通列車
下北
⇩下北交通
大間崎
前回の続きの魹ヶ崎への道中からスタート!
時刻は朝の5時台、明るくなってきた山道の歩道を歩きます。
本州最東端の魹ヶ崎への道中はあまり景色が変わらず開けている場所も少ないため、目玉となる見どころはほぼありません。

そうしてついに魹ヶ崎まであと100m!ラストスパートです。

そしてようやく目的地に到着!まずは魹ヶ埼灯台です。
灯台の初点灯は明治35年、終戦間際に被災し、現灯台は昭和25年に再建された2代目です。
昭和32年に発表された灯台守の家族を描いた映画「喜びも悲しみも幾年月」のゆかりの灯台としても有名です。

灯台から少し移動し、本州最東端を示す碑へと向かいます。
付近は非常に開けていて、遠くの水平線を望めます。足元はごつごつした岩場のため、注意しながら進みましょう。

海のできるだけ近くに来てみました。海まではかなり高さがあり、私にはこれ以上近くに寄るのは無理です。冬であればきれいな日の出が見えるのでしょうか?

そして「本州最東端の碑」に到着しました。今回のRTAのスタート地点となります。
本州四端で最難関と噂されるだけあり、ここまでの道のりは長い(というよりは交通機関や宿泊などを加味して非常に行きづらい)ものでした。

さて、というわけで時刻は午前5時13分、タイムスタートです!!ここから四つ目の端に到達または四つ目の到達証明書を購入するまでカウントが続きます。

ここからはRTAということで、可能な限りの最速行程で進んでいきます。
到達の余韻もほどほどにさっそく出発します。ここまでの自然歩道は姉吉キャンプ場付近の入口まで通常のペースで行くと約1時間といわれるため、熊鈴を鳴らしながら急ぎ足で戻ります。

行きの道中は暗闇が多かったので、帰りに先ほどどんな道を通ってきたかがわかり、横の崖の高さや斜度に驚きます。

途中にはコヒガシリ沢やカゴシルシ沢、ガケオトシ沢といった枯れ沢を通ります。その付近は谷のような地形でごつごつした岩が多いため昔は沢だったのか、降雨時に沢になるのかわかりませんが水の流れがあったのでしょう。

急ぎ足で下ること約50分、ノンストップで序盤の歩道の最高地点を通過し、急激な下りに差し掛かります。ペース的にも足にかなりきていますが、安全に速く下っていきます。
道中には多くの鹿を見かけましたが、熊の出没情報もあるため野生動物には本当に要注意です。

自然歩道を抜け、休憩なしで昨日降り立った姉吉バス停へと向かいます。その途中には2011年の東日本大震災での津波到達地点を示す碑がありました。場所にすると海からかなり遡上した地点にあるため、ここまで波が来ることに驚きます。

また先ほどの碑の少し先には過去の大津波の到達地点を示す碑がありました。この碑によると明治期と昭和初期にここまで来た津波があったとのことであり、「此処より下に家をたてるな」との忠告が記されていました。
実際に現在の集落はこの碑の先から人が定住している建物が建てられていました。先人からの忠告には理由があるのですね。

しばらく急ぎ足で進み、一旦の目的地のバス停に到着。キャンプ場出発時は寒すぎてヒートテックなど厚着をしていたため、かなり汗をかいてしまいました。最東端の碑からここまではかなり急いで1時間10分程度、何とかバスに間に合いました。途中休憩は魹ヶ崎での5分程度であるため、RTAでもない限りこの所要時間は参考にしないでくださいね。
ここからは一つ一つの遅れが致命的となるため、交通機関の定時性を信じて進みます。

この大きなバスは山道をくねくねと進んでいきます。
この朝のバスは平日のみ運行ですので、もし真似される際は要注意です。

時間にして1時間と少し走行し、宮古市街に戻ってきました。
ここで本州四端踏破RTAのもう一つのミッションの「到達証明書の購入」をクリアするために寄り道をします。
今回購入させていただいたのは「宮古セントラルホテル熊安」です。今回の旅行では無駄な動きなくお店の営業時間内に立ち寄ることができるかがカギとなります。下のリンク先に案内がある通りいくつかの場所で到達証明書を購入できますが、販売時間には要注意です。
トドヶ崎 本州最東端訪問証明書/岩手県宮古市 ホームページ Miyako City

購入を済ませた後は徒歩で宮古駅へと向かいます。今回の行程では先ほどの”最初”と”最後”が山場となるため、しばらくは公共交通機関に乗って移動になります。宮古からは再び「106特急バス」に乗車して盛岡に戻ります。


盛岡駅からは陸上最速の新幹線に乗り継ぎます。
最東端を踏破した後にはどこへ向かうのか?というと、お分かりだと思いますが、ここから比較的近い位置の”最北端”へと向かいます。
そのため向かうのは青森県、時刻は午前11時前、どれだけ早く到着できるのでしょうか??

新幹線に乗車すること約30分、青森県の八戸駅に到着。こんなに短時間で新幹線を利用することが無いため、逆に新鮮でした。ここからは在来線の「青い森鉄道」へ乗り継ぎます。

青い森鉄道で青森方面へと進み、途中の野辺地駅で乗り換えます。
青い森鉄道はJRではないため、運賃面で注意が必要です。作者はフリーパスを買うつもりでしたが、土日祝日のみの発売ということを見逃しており、お聞きした後しばらくしょんぼりしてしまいました、、、。

野辺地からはJR大湊線に乗り継ぎます。この辺りからがっつり雨が降っていました。
大湊線はきれいな景色の見える路線として知られますが、今回は花々の季節ではなく、天候も風の強い雨だったため、全体的にどんよりした感じでした、、、

列車に揺られること1時間、列車は終着大湊駅の一つ手前の下北駅に到着。ここで多くの方が下車しました。

終点の大湊はここからわずかに南側にあるため、この下北駅が”本州最北端の駅”になります。バスも下北駅から発着しています。

到着してからコンビニでご飯を済ませてからバスに乗車します。次のバスでなんと大間崎に到達できます。このバスは下北交通の「佐井車庫前」行き、途中大畑、大間崎を経由するロングランのバス路線です。終点の佐井車庫前までは約2時間20分程度かかります。函館からのフェリーが発着している大間フェリーターミナルへもこのバスを利用します。

バスは途中の大畑駅前で若干停車します。この”大畑駅”は旧国鉄大畑線、旧下北交通大畑線の終着駅であり、2001年までここまで鉄路が伸びていました。また、計画としては大畑駅から大間方面へ至る大間線の構想もありましたが、当時は戦時中であったこともあり実現しませんでした。
バスに揺られること1時間半弱、大間崎バス停に到着。ついに最北端の地に到着です!!
バスの運賃は2030円、札が2枚吸い込まれていきました。

時刻は16時過ぎ、外は風雨が吹き荒れ、観光客は皆無でした。
今回の大間崎の滞在はゆっくりできる、、、わけはなく、なんと約12分しかありません。RTAということで時間最優先、レギュレーションを消化していきます。
一つ驚いたことは、大間崎に立っていた「大間崎レストハウス」が見当たらない!のちになって調べてみると老朽化のため2026年3月に解体されたようです。

大間崎の看板前で写真撮影。最東端から最北端までのラップタイムは10時間54分26秒。まあまあ早く来れた方ではないでしょうか?

写真撮影ののちにすぐに到達証明書を購入します。購入したのは「大間観光土産センター」さん。営業時間は17時までなのでぎりぎりです。このお店では大間観光協会の証明書と大間観光土産センターの証明書の2種類がそれぞれ200円で購入できます。

証明書を購入できてから程なく、下北へ戻るためのバスがやってきたので急いで乗り込みます。
滞在時間は12分でしたが、濃い思い出になりました!!
さて、本州最東端と最北端をクリアしましたが、次回は最西端と最南端どちらへ向かうのでしょうか?
次回へとつづく。お楽しみに!!
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