1泊2日 伊豆大島一周旅行! in2015

1泊2日 大島一周旅行!

この旅行は鉄道ではなく、高速船とレンタカーで東京都の伊豆大島を巡った旅行です。
いつものような極限な旅行ではありませんが、雰囲気が少し違う”離島”の旅で巡った場所を紹介していきます。

Part1 竹芝⇨岡田港→島1周→元町港⇨竹芝

一日目・二日目 旅程

東京・竹芝
⇩ 東海汽船 ジェット船 セブンアイランド大漁
伊豆大島 岡田港
↓ レンタカー
伊豆大島火山博物館
↓ レンタカー
地層切断面・砂の浜
↓ レンタカー
筆島 展望台
↓ レンタカー
裏砂漠
↓ レンタカー
宿泊  ホテル泊
↓ レンタカー
三原山 登山
↓ レンタカー
伊豆大島 岡田港
⇩ 東海汽船 ジェット船 セブンアイランド愛
東京・竹芝

今回の旅行はさっそく船内からスタート。

伊豆大島などの離島に向かう際のターミナルとなるのは東京の竹芝桟橋です。
今回は東海汽船のジェット船を利用して伊豆大島を目指します。

このジェット船の正式名はジェットフォイルといい、ジェットエンジンで海水を吹き出すことで海の上は飛ぶように航行する乗り物です。
海面から浮き上がることで海水の抵抗が少なくなり最高時速80km/hという超高速で航行し、揺れも少ないという代物です。よくイメージする大きな船のイメージとは全く違う乗り物です。
参考→ジェット船で行く伊豆諸島|大島・利島・新島・式根島・神津島へ|東海汽船

↑船内の座席、指定席になっており、乗船中は基本的に着席しています。

竹芝桟橋を出発して2時間弱で伊豆大島に到着。伊豆大島には市街地に近い元町港と郊外にある岡田港の2つの主要な港があり、今回は岡田港に入港しました。どの港に入港するのかは当日にならないとわかりません。岡田港は比較的風に強く、大型船などは特に岡田港の入港が多いようです。

↑今回乗車したジェット船「セブンアイランド大漁」、東海汽船の中でも比較的新しい船です。

ここでレンタカーを受け取り、伊豆大島を一周しながら主要な観光地を巡ります。

↑岡田港の様子、後方には山がそびえており、確かに風をブロックしてくれそうです。

レンタカーに乗り換え、その名も「大島一周道路」を反時計回りに走行していきます。

元町周辺の市街地を通り過ぎ、まず最初に立ち寄ったのは「伊豆大島火山博物館」です。
なお、2025年7月にはこの施設はリニューアルしており、「伊豆大島ミュージアム ジオノス」となっています。

撮影はできませんでしたが、伊豆大島の成り立ちや歴史から、全世界の火山などについて学ぶことができました。

伊豆諸島は火山活動によって生まれた島であるため、時折の火山の噴火が発生しています。代表的なものとしては1986年の伊豆大島の三原山や2000年の三宅島の雄山など、近年も噴火を繰り返しています。もちろん日本列島には火山が数多くあるため、他の火山にも同様のリスクがあることを考えると恐ろしいですね。改めて鹿児島県民のすごさを体感できました!

↑火山は観光資源にもなりますが、時折火砕流などのリスクがあるため、登山などの際も噴火情報には注意しましょう。

火山について学んだところで、次に向かったのは「大島一周道路」を進んでいると突然横に現れる「地層切断面」です。
この断面は道路建設時に山を削った際に現れたものです。地層と聞いてイメージするような縞模様ががっつり観察できます。

↑道路沿いに現れる巨大な断面、バス停の名前にもなっています。
↑一層ずつ降り積もったことでこのような模様になったことを考えると、果てしない時間がかかったことでしょう。

道路横の説明によると、道路面に最も近い噴火を示す層は約15000年前のものだそうです。
素人が見ても何がどうなのかはよくわかりませんが、この地層ができるのに果てしない時間がかかったことだけはなんとなくわかります。

↑この断面が100~200m程度続きます、かなりの迫力です。

次に立ち寄ったのは、地層切断面から少し先に行ったところにある「砂の浜」(さのはま)です。
ここは遊泳可能なビーチではありませんが、きれいな黒い砂が特徴です。

↑砂浜のイメージとは違う真っ黒な砂、本土ではあまり見ない光景です。

また、この浜には時期になるとウミガメが産卵しにくることでも知られています。黒い砂は日光から熱を吸収し、地中の温度が比較的高くなるため卵から孵る日数も早いようです。
参考→太古から続く幻想的なブラックサンドビーチ「砂の浜(さのはま)」|伊豆大島ジオパーク|伊豆大島ナビ

その黒い砂浜の横には溶岩が固まった玄武岩があり、火山らしいごつごつした岩場も見られました。

↑砂浜の横の岩場、もとは同じものでもすごい対比です。

次に向かったのは、「筆島」の見晴台です。確かに筆の穂先のような形をしています。

この周辺には「筆島火山」と呼ばれた古い火山島がありましたが、火山活動を終えると波の浸食などによりだんだんと小さくなっていきました。その後筆島火山の横に「伊豆大島火山」が噴火を繰り返すことで、筆島火山の残骸に覆いかぶさり一つの島となったという経緯があります。
この筆島はかつての筆島火山のマグマの通り道だったものです。

↑マグマの通り道の硬い岩のみが残った状態、それ以外の筆島火山の残骸は削り取られたとのこと。スケールが大きいです。

筆島を見た後、さらに車を走らせて向かった先は大島一周道路から内陸に入り、駐車場に車を停めて徒歩である場所へ向かいました。

唐突ですが、皆さんは日本に”砂漠”はどれくらいあると思いますか?

もしかしたら、鳥取砂丘や九十九里浜など”砂の多い場所”を思い浮かべるかもしれませんが、それらはあくまで「砂丘」や「砂浜」であって、「砂漠」ではありません。
日本には「砂漠」は唯一東京都のここ伊豆大島にあります!!それがここ「裏砂漠」です。

↑砂漠の展望台へ至る道、正直どこが道なのか?

冬季に訪れたため一面雪化粧していますが、ここが正真正銘の「砂漠」です。この砂漠はサハラ砂漠などでイメージする砂とは違い、先ほどの砂の浜同様黒い砂で覆われています。

↑東側には太平洋も望めます。

雪には足跡がついていない箇所が多く、人里離れたところに来たという達成感を感じるとともに、日本ではないような圧倒的なスケールに感動しました!

↑視界には空と足跡のない雪原と黒い砂・岩石、素晴らしいの一言に尽きます。

非常に素晴らしい経験ができました。ただし、1点注意としては冬季に来ると積雪がある可能性があるため、雪が積もっていても歩ける靴で来た方がいいです。
(作者は靴がかなり濡れてわずかにテンションが下がりました。)

↑第二展望台からの眺め、今度は夏にもぜひ来てみたいです!

広大な大地を満喫した後、日没も迫っていたため、裏砂漠を後にします。

そうしてホテルにチェックインした後、西側の海へと夕日を見に来ました。
こうして沈む夕日を見ることなんて日常では全くないので、特別感があっていいですね。

↑沈む夕日の横に見える陸地は伊豆半島、こう見ると本州からの距離は近いことがわかります。

翌日、まず来たのは「三原山山頂口」。今日は三原山に登ります!
三原山は標高758mの活火山、山頂までは約2kmの道のりで1時間弱で火口まで向かうことができます。さっそく登ります!

↑今回は山頂までの「楽々コース」と火口を周る「山頂コース」にいきました。

雪の残る山道を進みます。周りは溶岩が固まったであろう黒いゴツゴツした玄武岩が多く、樹木などの背の高い植物はほとんど見られないため、森林限界以上の標高の山に来たような印象を受けました。

数十分歩き、山頂が見えてきました。火口を一周するコースと合流してまずあったのが「ゴジラ岩」。各地にも同名の岩は見られますが、色も相まって比較的ゴジラっぽいです。

↑これは口や頭がわかりやすく、比較的クオリティが高いですね(何様?)。

これが三原山の中央火孔(説明版標記)、直径は約300~350m、深さは200mあります。
この火口が過去の1986年の噴火時には溶岩で一杯になり、その1年後にへこんで現在の形になっています。

↑このレベルの火口をしっかり見ることもなかなかありません。非常に巨大です。

三原山は比較的平べったい形をしています。火口一周も約45分程度かかるため、山頂周辺は非常に広いです。

↑ここも砂漠に通ずる荒涼とした風景で非常にいい感じです。

火口付近ではところどころで白い煙が見られます。基本的にこれらは有毒ガスではなく水蒸気であるため、近づいても問題ありません。

↑山によっては腐卵臭で危険を感じますが、ここはそんなことはありません。

こうして、現役の活火山を深く味わうことができました。
このような火口付近に行くためには本格的な登山や人里離れた山奥に向かう必要があるイメージですが、ここ三原山はジェット船でアクセスも良く、手前まで車でアクセス可能、山の難易度としても初心者でも登りやすく、準備をしていけば比較的手軽に楽しむことができます!

帰りのフェリーは行きの岡田港ではなく、市街地にある元町港からの出発でした。
フェリーの発着する港は当日にならないとわからず、朝に島内の放送でアナウンスされていました。こういう要素も他にはないものですね!

↑ここから2時間程度で東京の中心地、ギャップがすごいです。

今回の旅行でレンタカーで冬の伊豆大島を堪能しました。本州ではなかなか見られない光景や経験ができました。
伊豆大島は「椿」でも非常に有名で、季節によっては島のいたるところで見ることができるのと、「椿まつり」というのも開催され、非常ににぎわいます。椿から採られる「椿油」はお土産にもよいと思います。
何よりも、東京から1泊2日で巡れる離島もなかなかないため、興味のある方は是非下調べののちに行ってみてください!!

次回は中部地方から九州まで鉄道でスポットを巡った旅行をご紹介します。
お楽しみに!!

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