小幌駅(北海道虻田郡豊浦町)

到達手段は列車のみ!?出入口のない”キングオブ秘境駅”

所在地:北海道虻田郡豊浦町礼文華

アクセス:鉄道のみ(国道からのアクセス路があるが実質通行不可)

小幌駅はJR室蘭本線にある駅で、全国的にみてもトップクラスの「秘境駅」として有名です。

この駅はトンネルとトンネルに挟まれた場所に立地しており、周辺は民家などが全くない無人地帯です。
開業は1943年に信号場として開業。この区間は勾配があり長大トンネルが連続するため、蒸気機関車を停めて列車交換をするための土地として設置されました。その後にこの区間が複線化されたことで信号所としては廃止されましたが、当時は周辺に集落があったようで、仮乗降場として存続しています。

そんな小幌駅ですが、2015年には廃止の危機に直面しました。JR側としては定期利用者のいない駅を維持し続けることは難しいのが実情です。しかしその後、豊浦町が当駅の維持・管理を負担する形で存続が決まっています。豊浦町では駅名看板と本人が写る写真を当該施設に提示することで、「秘境到達証明書」を発行してもらうことができます。思い出作りにはお勧めです。

作者が訪問した際は2月の真冬、周りは雪で埋め尽くされており、より脱出不能感がありました。

↑東室蘭方面ホーム、一部が沢をまたぐため橋になっています。
↑長万部方面ホーム、トンネルを出てすぐにホームが出現します。
↑山側には保線小屋があるのみで山に囲まれています。国道へのアクセスとは一応こちら方向ですが、雪で何も見えません。
↑海側にも保線小屋とトイレがあります。こちら方面には岩屋洞窟・岩屋観音へ向かうための山道があります。
↑海へ向かう方向には轍ができていましたが、あまりに足元が不明瞭であったため今回は断念。
↑東室蘭側、画面左が礼文華山トンネル、右が複線化の際に設けられた新礼文華山トンネル。
↑長万部側、左側が幌内トンネル、右側が新辺加牛トンネル。
↑室蘭本線は特急や貨物列車が多く通過するため、しょっちゅう轟音を立てて列車が通過します。ホーム上では十分下がりましょう。
↑普通列車がスピードを落としながらトンネルから顔を出します。通過されたら恐怖ですね、、、

参考→北海道三大秘境 豊浦町小幌駅『秘境到達証明書』発行中 | 北海道豊浦町