今回の旅行はまたまた北海道(2か月ぶり、生涯で7回目)です。主に北海道内の秘境駅・ローカル線に焦点を当てて巡りました。前回とは違い、行程はこれまでで最も過酷だと思います。
現在は多くの駅が廃止となってしまっており、今となっては貴重な旅行でした。一部のマニアの方にはより「北海道の良さ」が伝わる?旅になっていると思いますので、是非ご覧ください!!
Part7 旭川→北星→稚内→糠南⇒問寒別→旭川
旭川
↓宗谷本線 普通列車
北星
↓宗谷本線 快速列車
士別
↓特急スーパー宗谷
稚内
↓宗谷本線 普通列車
糠南
⇓ 徒歩
問寒別
↓宗谷本線 普通列車
下沼
↓宗谷本線 普通列車
幌延
↓宗谷本線 普通列車
名寄
↓宗谷本線 普通列車
旭川 ネットカフェ泊
本日は旭川駅からスタート!
今日も朝一から始動して、宗谷本線を北上しつつ、駅を巡っていこうと思います。

今日一日は宗谷本線沿いを旅します。前回来た際はこの列車で稚内へ向かいましたが、今回は途中駅で下車します。

列車で北へ向かうこと約2時間、まず最初の目的地に到着しました。
北海道の秘境駅にありがちの板張りのホームです。

この駅は「北星駅」、宗谷本線の秘境駅として有名でしたが、2021年に廃止されてしまいました。

北星駅といえばこの待合室が最も有名かと思います。
目立つ「毛織の北紡」のホーロー看板。現在駅舎は解体されていますが、この看板については名寄市の「北国博物館」に展示されています。
参考→北海道名寄市| 北国博物館 常設展示室案内

この駅は比較的名寄に近いため訪れやすい方の駅ですが、この駅をはじめとして近年になって多くの駅が廃止されてしまいましたね。

近くの踏切から駅を見ると停車位置の標識などがあることで辛うじて駅だとわかりますが、本当に必要最小限の駅設備です。周辺にはいくつか建物がありますが、雰囲気も相まってかなり秘境感があります。

周辺を探索した後、迎えの列車がやってきました。この列車は快速列車!この列車で北星駅を出発します。

北星駅を発った後、快速列車で降り立ったのは士別駅、ここからは特急列車で一気に北へ向かいます。秘境駅巡りでは特急列車をうまく使う必要があります。

そうしてやってきたのは日本最北端の駅の稚内駅。またやってきました。今回は駅巡りが目的のため、宗谷岬には寄りません。

先日来たときは見られませんでしたが、駅前には「日本最北端の線路」のモニュメントがあります。北方向の現在ある鉄路はここまでです。

次に乗る列車までは少し時間があるので、駅前を観光します。
とはいっても来たのは前回も来た「北防波堤ドーム」。詳しく言えば昔はここまで線路が伸びていました。詳細はこちら→【最北端・宗谷本線編】冬の北海道の行きたいとこ行ってみた in 2014 Part4 | 【弾丸旅行】ミンティーの気ままな鉄道旅行ブログ

時間は午後2時、遅めの昼食です。今回はカロリーメイトではなく、稚内の駅前の「たからや」でラーメンを食べました。すっきりした塩ラーメン、冷えた体に沁みます。

腹ごしらえの後に再び普通列車で稚内駅を出発します。

私の感覚としては、宗谷本線は音威子府駅以北はより人里が少なくなり、秘境感が増すと思います。宗谷本線は天塩川沿いを進みますが、基本的に国道40号とは川を挟んで対岸を走るため、場所によってはガチの秘境になっています。
そうして天塩川沿いを南下しつつ2時間後、途中駅で下車します。
この駅は先ほどの北星駅と同様の板張りのホームですが、知名度は比較的高い駅です。

この駅は「糠南駅」。いかにも北海道らしい駅名です。

糠南駅といえばこの駅舎、この「ヨド物置」製の待合室こそが特徴です。この立派な佇まい、素晴らしいですね!!

駅舎の中は腰掛けることができる椅子、時刻表、照明、温度計、駅ノート、除雪道具や窓まで完備しています。意外と充実していますが、この待合室で相室になったらやばいですね!

糠南駅の有名な角度の写真。周りは一面真っ白。とんでもない秘境に来てしまいました。
糠南とはこの近くに「ヌカナン川」が流れていることからきているようです。

駅前は干し草の束?があるのみ、民家は見えません。駅前の道路も地図によればこの先行き止まりのため、基本的には車どおりはありません。

さて、糠南駅を堪能した後には移動します。しかし、待っていてもしばらく列車は来ません。
ということで、今回も歩きます!!

糠南駅を後にします。まずは駅前の農道?を進みます。

駅前通りを進むと十字路にたどり着きます。これを左に進みます。右に行った場合は結構な距離の峠越えをすることになるようです。

道幅が広くなってきました。
道路の雪はサラサラで、動物の足跡はあっても人間の足跡は全くありません。

上り坂を越えると、問寒別川を渡ります。問寒別の由来としてはアイヌ語での「土のかぶる川」を意味します。古い記録には川沿岸に食用土が多かったことによると書かれています。参考は川の看板の記載です。食用土??どうやら珪藻土のようですが、食べられるのでしょうか?

川を渡ると集落に到着しました。この集落の中に目的地の駅があります。

そうして到着しました。「問寒別駅」です。北海道には多く見られる貨車駅舎です。

駅舎はしっかりとした造りで中は明るいです。トイレはないため注意です。


迎えの列車が来ました。日が傾いてきましたが、この列車でまた北上します。

乗り込んできた列車は貸し切り状態。快適ですが、利用者は少しいてほしいのもあります。

この列車で稚内まで、、、向かわずに途中下車します。
列車を降りたときにはもう周囲は真っ暗でした。

この駅は「下沼駅」。私も初めておりましたが、周辺に何があるのかさっぱりわかりません。

下沼駅も問寒別駅と同様の貨車駅舎です。駅舎の中は基本的に同じですが、若干駅ごとの個性があります。


駅舎の中には手書きの観光地への地図が掲示されていました。近くにはパンケ沼という沼があり、季節ごとにきれいな風景を楽しめます。もちろん今回は行っていません、真っ暗ですから。

駅前通りを少し進んでから駅舎方面を見ます。ポツンと駅舎の灯りのみがあり、他は暗闇です。

反対側は遠くの街灯のみでほかの余白はすべて暗闇。肉眼で見るともう少し鮮明に見えるのですが、俗世から取り残された感じがして若干テンションがあがります。

一時間ほど待つと下沼駅の最終列車が来ました。この暗闇を後にして俗世に戻ります。

乗り込んだ列車の終点、下沼の次の駅の幌延に到着。幌延には「トナカイ牧場」や「ゆめ地創館」と呼ばれる原子力発電で発生する廃棄物を安全に処理するための研究施設があり、作者も一度行ってみたいと思っています。参考→幌延深地層研究センター ゆめ地創館

この幌延から上り列車に乗り込み一気に南下します。

宗谷本線の主要駅、この列車の終点の名寄に到着。名寄駅は昔、名寄本線と深名線の2路線も乗り入れていました。名寄本線はここ名寄から興部や紋別を通って遠軽までのびていました。遠軽駅の現在のスイッチバック構造の原因です。深名線は幌加内、朱鞠内という内陸部を通って深川駅を結んでいました。一度は乗ってみたかった鉄道でした、、、

今現在は宗谷本線単独の駅ですが、当駅始発の列車も多く、「快速なよろ」という快速列車も運行しています。名寄からも終電で旭川へ向かいます。

時刻は午前0時手前、終着の旭川駅に到着です。今日の行程はこれで終了。いつものネットカフェに入ります。

本日は宗谷本線の途中にある秘境駅を巡りました。列車のみで巡るにはやはり少々無理があるため、要所要所でロングウォークを取り入れると色々回れると思います。ただし、体力や食糧、トイレ、安全には留意が必要なので気を付けてください。
次回はあまり乗らない路線に乗車しつつ、秘境駅としては”最も秘境度の高いあの駅”に向かいます。次回でこの旅行は最終回となります。お楽しみに!!


コメント