国宝・現存天守の一つ、黒い平城

所在地: 長野県松本市丸の内4-1
アクセス: JR松本駅東口から徒歩20分
JR北松本駅東口から徒歩7分
松本城は文禄2~3年(1593~1594)に建築されたとされる現存する天守としては日本最古クラスの城です。
全国に12しかない「現存十二天守」の一つであり、国宝に指定されている5つの天守の一つです。
この城は戦国時代に建てられた深志城(ふかしじょう)が始まりとされ、そのころは当時の信濃の守護の小笠原氏の居城であった林城(はやしじょう)を守るためにつくられた支城でした。
構造の特徴としては、なんといっても黒い外観。その理由は外壁の白漆喰の上の「下見板」に黒漆を塗って仕上げているためです。これは白漆喰は長年風雨にさらられるとひび割れや割れが発生し、そこから水が入り込むことで劣化の原因となりますが、上から耐水性の高い黒漆を塗った板を取り付けることで雨を流しやすくし、外壁を保護しています。
また、松本城は外観をみるところ”5階建て”のようですが、内部は6階構造の不思議な構造をしています。内部の三階部分には「暗闇重」(くらやみのしげ)と呼ばれる窓のないフロアがあり、攻撃時の隠れ場所や武器庫として使用されたと考えられています。

なお、松本城の別名を「烏城」(からすじょう)と呼ぶことがありますが、これは松本市が公式に誤りとしていますのでご注意ください。
参考→国宝 松本城 | 新まつもと物語
松本城天守見どころまとめ|現存十二天守!国宝が誇る必見ポイント10選 – 週末はじめました。