弾丸九州一周旅行 in 2013 Part3

弾丸九州一周旅行

こんにちは。ミンティーです。

この旅行はミンティーこと作者が大学生になり、バイトで得た収入で初めて遠出をした思い出の貧乏旅行です。

Part2に引き続き、旅行の行程を発信します。

Part3 熊本→肥薩線・鹿児島本線→鹿児島

三日目

熊本
↓特急九州横断特急
人吉
↓普通列車いさぶろう
吉松
↓特急はやとの風
鹿児島中央

                     

三日目の朝、少し早めに熊本駅へ向かい、「SL人吉」をはじめとした列車を見ようと思います。
その日はあいにくの雨模様でした。

↑熊本駅と繁華街は少し離れているため、路面電車で駅へ向かう。歩きで向かうと30分程度かかります。

熊本駅に到着し、来る列車の写真を撮ろうとした途端、、、

↑雨足が強くなったタイミングで三角線の列車がきました。

ものすごい雨が降ってきました!! でもそのおかげで逆にいい感じの写真が撮れています。

そんな中で、目当ての「SL人吉」が入線してきました。

↑SL人吉がDE10に牽かれてやってきました。

SLは石炭を焚いて走る仕組み上当然ながら高温になるため、ボイラーの周りには湯気がモクモクと立っています。運転席にいないのに熱気を感じられる経験はなかなか無いと思います。

↑2024年に引退した58654号機、現在は人吉駅に保存されている。
↑水蒸気がモクモク。

目当ての列車を見た後は、一路鹿児島を目指して南へ向かいます。
乗車するのは人吉行きの九州横断特急です。
この列車は別府から人吉までを約5時間かけて結んでいました。非常にわかりやすい名前です。
現在では運行区間が熊本~大分・別府と短くなっているようです。 今回は熊本駅から人吉駅へ向けて乗車しました。

↑JR九州のキハ185系のこの座席は座り心地が非常に良くておすすめです。

人吉駅に到着、ここから普通列車「いさぶろう・しんぺい」へ乗り継ぎます。
「いさぶろう」は人吉発吉松行、「しんぺい」は吉松発人吉行に着けられた愛称です。

普通列車ではありましたが大半が指定席で、自由席は車両端に追いやられていました。今回は指定席を利用しました。
「いさぶろう」は肥薩線の人吉~吉松間(通称 山線)の途中駅3駅にそれぞれで長時間停車したり、道中の名所で一時停車するなど観光要素の多い列車でした。
この列車に乗ることで、私の目的でもある、沿線にある「日本三大XX」を満喫できます。

↑左が九州横断特急で右がいさぶろう・しんぺい、この変わった名前の由来は山線建設時の逓信大臣の山縣伊三郎と当時の鉄道員総裁の後藤新平に由来します。

まず、最初の停車駅は大畑(おこば)駅。この大畑駅に名刺を貼れば出世するとの噂から、駅構内はこのように名刺だらけになっていました。(現在は一部撤去されているらしい)

↑若干不気味に感じるほどの名刺の量、、、

大畑(おこば)駅は日本で唯一、ループ線の中にスイッチバック構造を持つ駅です。
ループ線は急勾配を緩和するため、大きく丸を描くような形状をした線形です。ループ線は上越線やゆりかもめなどでも見られます。スイッチバックも同様に勾配途中の平坦部(助走区間)で方向転換しながら進む構造を指します。

また、この駅は構造上通過できないため、どの列車も停車せざるを得なかったようです。(客扱いをしない列車はあり)

↑大畑駅を発車後ループを進むと、駅よりだいぶ高くまで登っていることがわかる。

次の矢岳駅に到着。趣のある木造駅舎です。ここには人吉市SL資料館があり、D51蒸気機関車が展示してありました。今回はあまり詳しくは見ていません。

↑矢岳駅構内にあるSL展示館。

いよいよ目的の「日本三大XX」が近づいてきました!
肥薩線にある日本三大XXとはズバリ、、、「車窓」です。

日本三大車窓は、北海道根室本線の新内駅付近の狩勝峠、長野県篠ノ井線の姨捨駅付近、宮崎県肥薩線の矢岳駅付近の「矢岳越え」の3つですが、狩勝峠は1966年に廃線になっているため、列車で行くことができるのは現状2つになります。(2026年現在は肥薩線も現在不通になっています。)

矢岳駅を出た後すぐに列車は宮崎県へ入ります。次の真幸(まさき)駅は宮崎県、その次の終点吉松駅は鹿児島県と短い区間で県境を相次いでまたぎます。

↑何とか撮影できた県境を示す標識。

その後しばらくすると、日本三大車窓の「矢岳越え」区間で一時停車します。ここでは南側にえびの盆地と韓国岳などの霧島連山が一望できます。
多少の雲はありますが三大車窓の一つを制覇しました。

率直な感想としては、山歩きなどで見る景色と比べるとスケール感に劣る部分は否めませんが、広く開けているため列車からみる車窓としては壮観でいい眺めだと思います。

↑雲はあるが開けていて非常にきれい。空気の澄んだ冬に行けばなお良いかも(若干手前の伐採された材木が気になる、、、)。

最後の途中駅、真幸駅に到着します。ここもスイッチバック構造になっており、一度前を通り過ぎてからバックで駅へ停車します。

↑真幸駅に停車する前に一度通過する。県境の駅だけあって周りは山々に囲まれている。

ここも古い趣のある木造駅舎です。
肥薩線はどの駅も非常に良い雰囲気ですので、なんとか存続してほしいですね。

↑肥薩線唯一の宮崎県の駅の真幸駅。名前も縁起が良いため、それに乗じて駅構内には幸福の鐘も設置されている。

そして終点の吉松駅に到着、鹿児島県突入です。 次に乗るのは特急「はやとの風」です。こちらも古い車両を改造した車両です。

「はやとの風」も観光列車ということで主要駅のほかに特徴的な2つの駅に停車します。
吉松発車後にまず停車するのは大隅横川駅。100年以上前の駅舎が現存しており、国の登録有形文化財にも登録されています。駅舎は非常にきれいに保たれています。

↑開業当時からの駅舎、壁には米軍の機銃掃射の痕も残る。
↑つるしてある干し柿がいい味を出しています。

大隅横川駅の2つ後の停車駅の嘉例川駅にも長時間停車し、駅構内を見学できます。嘉例川駅も大隅横川駅と同様に国の登録有形文化財に登録されています。
この嘉例川駅は無人駅ですが、「百年の旅物語かれい川」などの駅弁があることでも有名で、土日祝日に駅舎内で販売しているようです。(私も食べたことはありません)

↑駅舎の横には猫がいました。

そして列車は終着鹿児島中央駅に到着しました。

↑鹿児島中央駅は新幹線の駅の最南端とはいえる。駅に観覧車もあるため駅は非常に賑やかで都会を感じます。

到着後に急いで登った城山からみる桜島と市街地の眺めは非常にきれいでした。
道路の側溝などに火山灰がたまっているのを見ると噴火しているんだなあと感じました(小並感)。

↑鹿児島らしい景色、桜島の噴煙も時折見えました。

その後は天文館で本場のしろくまとラーメンを食べて、ネットカフェで一泊しました。
翌日は様々な「JR最南端」を目指します。 次回へつづく。

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