【小幌編】北海道秘境駅巡り in 2015 Part8(終)

北海道秘境駅巡り

今回の旅行はまたまた北海道(2か月ぶり、生涯で7回目)です。主に北海道内の秘境駅・ローカル線に焦点を当てて巡りました。前回とは違い、行程はこれまでで最も過酷だと思います。

現在は多くの駅が廃止となってしまっており、今となっては貴重な旅行でした。一部のマニアの方にはより「北海道の良さ」が伝わる?旅になっていると思いますので、是非ご覧ください!!

この旅行はこのPart8で完結となります!

Part8 旭川→苫小牧→岩見沢→小幌→札幌→函館→札幌→帰宅

八・九日目 旅程

旭川
↓特急スーパーカムイ
札幌
↓特急北斗
苫小牧
↓室蘭本線 普通列車
岩見沢
↓特急スーパーカムイ
札幌
↓特急スーパー北斗
洞爺
↓室蘭本線 普通列車
小幌
↓普通列車など
糸井
↓普通列車
苫小牧
↓特急スーパー北斗
札幌
↓急行はまなす
函館
↓特急スーパー北斗
札幌
↓特急スーパー北斗
函館
↓特急スーパー白鳥
新青森
↓新幹線など
帰宅

本日も旭川駅からスタート!

朝一の旭川駅、始発の特急スーパーカムイに乗って札幌を目指します。

↑朝一の旭川駅、人は未だまばらです。

出発したときは周囲は真っ暗でしたが、車窓は徐々に明るくなってきます。

札幌に到着後、特急北斗に乗り換えて南へ向かいます。

そして下車したのは苫小牧駅。ここからは作者が北海道で唯一乗り通していなかった室蘭本線の苫小牧から岩見沢の区間に乗車します。この区間の列車はほかの区間からの直通がなく、乗ろうと思わないと乗れない区間です。

苫小牧を出発して4駅目、追分に到着。2日目に来ましたが、石勝線で通り過ぎることが多いため、このルートでもたどり着けることはとても新鮮です。

↑「追分」という名前自体が「分岐点」という意味、まさにそんな感じの駅です。

途中に「古山駅」に到着。この駅名、初見でで読めますか?
「ふるやま」や「こやま」ではなく、なんと「ふるさん」と読むんです。

作者的この区間のワンポイント名物としてはこの駅名表です。
駅名標自体は多く見られるタイプですが、この「栗丘駅」とその両隣の「栗沢駅」と「栗山駅」と「栗」とつく駅が3つ連続します。由来としてはこの辺りに栗がたくさん自生していた説もあるそうです。

↑「栗」三連続の真ん中、栗丘駅の駅名票は「くり」率が50%です。

そうして終点の岩見沢駅に到着。この駅は特急も停車する主要な駅で、空知総合振興局の振興局所在地です。

岩見沢駅東口の駅舎は2009年に全面開業した比較的新しい駅舎です。
駅のレンガを見てみると、人の名前と出身地がびっしりと書いてあります。

↑岩見沢駅、駅前広場が広く、若干の雪原と化しています。

これは「岩見沢レンガプロジェクト」と呼ばれた、1500円を寄付するとレンガに自分の名前と出身地が刻印されたレンガを飾られるという取り組みがあったためです。この駅舎はその年のグッドデザイン賞などにも選ばれました。

↑1500円で名を残せるなら、このプロジェクトの存在を知っていればアリでしたね。

さて、これで私のJR北海道の区間は実質完乗となりました!!(このブログでは紹介できていませんでしたが旭川ー富良野間も乗ったことはあります)。

足早に最後の目的地へ向かって移動します。特急を乗り継いでやってきたのはここ洞爺駅。当時の1年前に主要国首脳会議(俗に言う”洞爺湖サミット”)が開催されていたため、まだ駅横に国旗が飾ってありました。

ここからは普通列車である駅へ向かいます。
鉄道マニアの皆さんなら”北海道の鉄道スポットといえば”思い浮かべる場所です。

↑この区間は普通列車も本数が少なくレアなのですが、例の駅にも停まる普通列車はさらにレアです。

そうして洞爺駅から長万部方面へ向かって4駅、目的の駅に到着しました。

ここは小幌駅、マニアの間では”キングオブ秘境駅”として知られています。

この駅はトンネルとトンネルに挟まれた間の土地に設けられています。

↑長万部側、上りの「幌内トンネル」と下りの「新辺加牛トンネル」
↑東室蘭側、下りの「礼文華山トンネル」と上りの「新礼文華山トンネル」

この駅の一番の特徴といえば、”駅の出入口がない”ことです!!意味が分かりませんよね。

たとえこの駅で下車しても、お店や集落どころか、近くの道路にも基本的にアクセスできません。
一応駅の北側には国道37号線が通っており、そこからのアクセスが不可能ではないのですが、道の入り口には「立ち入り禁止」の看板が立っています。

↑構内踏切から撮影、列車接近時は無機質な接近放送が流れます。

特に冬季はその獣道の雪に覆われ、駅は完全に孤立した状態になっていました。
これ列車が運休した場合は”救助”が必要なんじゃないかと思います。

↑海側のホーム、ホームの横に保線小屋などの設備があります。

そしてこの駅は室蘭本線の駅であるため、結構な頻度で特急列車や貨物列車が「猛スピードで」近くを通過していきます。訪れる際には非常に注意してください。特に冬はホームの線が見えないのでできるだけ下がりましょう。

↑接近放送と轟音が近づいてくるのが恐怖を引き立てます。

そんな山に挟まれたところにある小幌駅ですが、ホームの下には沢が流れていたり、今となってはよくここに駅をつくったなあと思うぐらいです。

↑ホームの途中が端になっており、

この駅からの”唯一アクセス可能な観光名所”である岩屋洞窟にある「岩屋観音」という施設が海沿いにあります。この駅から歩いて向かうことができるのですが、雪の上に若干の轍があるだけ。絶対遭難するな、と確信したため今回はパスします。

↑轍はありますが滑落しそうなので行かないでおきます。夏は夏でヒグマがいそうで少し怖いです。

滞在は約1時間でしたが、冬の小幌駅を満喫できました。私が訪問したときは人が少なかったため、より駅の”寂しさ”を味わえました。

迎えの列車がちゃんと来てくれました。今度は雪のない季節に来たいと思います。

↑トンネルの中が段々明るくなってきて、列車がゆっくり現れます。今回も助かりました。

小幌駅を後にしたあとには特急に乗り換え札幌駅に向かい、次に乗る列車といえばやはりこれ、「はまなす」です。今回は(今回も?)列車で休息をとります。

↑もう何回目でしょう?いい時代でした。すっかり懐古厨です。

北海道新幹線の開業が近づいていることもあり、鉄っちゃんの数が順当に増えてきました。
当初のようなガラガラな自由席を味わうのはもう難しいです、、、

↑数少ない客車列車、みんな記録に勤しんでいます。

今回は指定席を予約してゆっくりしようと思います。

↑この日のホテル①、とはいえ爆睡はできませんでした。理由は下に書いている通り早起きしないといけないからです。

先ほどゆっくりするといいましたが、時刻は3時前、函館で下車します。
これはゆっくりしてないですね。

この時、はまなすが出発した後、たしか函館駅は数時間の間だけ駅舎が施錠されたと記憶しており、その間は駅前を散歩するなど時間をつぶしていました。冬の北海道の夜間散歩は中々体に堪えたのは覚えています。

そして、駅が再び開放された後に駅舎に入り、次に乗るのは始発のスーパー北斗。はまなすで来た道を完全に戻ります。夜間の時間つぶしのために札幌と函館の往復移動をしてみましたが非常にしんどいということがわかりました。もうしません(もうできません)。

↑朝一の列車表示、寝台特急の星のマークが懐かしいです。
↑この日のホテル②のスーパー北斗、この中で爆睡していました。

そして札幌に戻ってきました。今回戻った理由として大きいのはこれを見るためです。
これは寝台特急「トワイライトエクスプレス」。大阪から札幌を結ぶ豪華寝台列車で、関東に住む作者としては中々見ることができない列車でした。

↑写真では納まっていませんがトワイライトエクスプレスや北斗星はDD51の重連です。

この列車は北海道新幹線開業の前に車両の老朽化のため廃止されましたが、一度乗ってみたかった列車でした。

寝台列車といえば「ブルートレイン」とも呼ばれるように”青”のイメージがありますが、この列車は日本海をイメージしたといわれる”深緑”を基調としています。この色については現在も走っている豪華クルーズトレイン「トワイライトエクスプレス瑞風」にも引き継がれています。

↑大阪-札幌の長距離運転ということで所要時間は22時間超えでした。うらやましい、、、。

さて、見たいものも見たので今回は帰ろうと思います。
再び函館に帰還し、今度こそ特急スーパー白鳥で北海道を脱出します。

↑函館駅と函館山、スーパー白鳥と比較しても函館駅のホームは長大です。

新青森に到着、新幹線で一気に関東へ帰りました。

↑北海道旅の終わりの新青森駅、今回も無事に終えることができました。

以上、北海道秘境駅巡りの旅でした。
札沼線の末端区間や、夕張支線、留萌本線など現在廃止されてしまった区間などが多く、もう再現できない箇所が多くなっています、、、。残念なことですが、こういう場所は行けるときに行くのが大事、思い立ったら行ってみましょう。くれぐれも安全第一で!

次の旅行は少しテイストを変えて、鉄道を使わない”島”の旅行、名所紹介をしようと思います。
次回もお読みいただければ幸いです。

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